~ 簡易換算点について ~

※転載自由。


平均点、標準 偏差は年々変動するはずですが、それらが公表されるのは最終合格後であって、
実際に知りたい1次試験後~1次合格発表の時期にはわからない。

そこで、各科目別に平均点と標準偏差から正規分布を仮定し、
各科目ごとに、粗点が1点上昇すると標準点が何点上昇するかの度数分布によって平均を求め、
その教養と専門の比率をもとめ、さらに近年ほど重視するため1/sqrt(n)で重み付けを行った平均とると、以下の表になる。
過去の経歴をもとに、実際に計算することを考慮して0.25刻みで簡易換算比率を決めている。
注)このため、基準点以下の点数にこの簡易換算比率をかけても意味をなさない。
 
年度 教養(dx) 専門(dy) 比率(dy/dx) 1/sqrt(n)で重み付けを行った平均 簡易換算比率
H17 0.528 0.900 1.70 1.64 1.75
H16 0.536 0.885 1.65
H15 0.584 0.824 1.41
H14 0.575 1.000 1.74

ちなみに、1/sqrt(n)で重み付けを行った平均
                    ={(H17) + (H16)/sqrt(2) + (H15)/sqrt(3) + ...} / {1+1/sqrt(2)+1/sqrt(3) + ...} である。

以上より、
簡易換算点=教養素点 + 専門素点 * 簡易換算比率
で、簡単に計算した指数を定め、これで合格最低点を考えれば、楽にどうだったのか
というのが、分かるはずである

以下、各試験ごとの値である。
表には入ってないがH14以前がわかるものはそれも含めて計算している
満点の異なるものは、現在の点数に換算後の比率を求めている

試験 区分他 H15 H16 H17 1/sqrt(n)で重み付けを行った平均 簡易換算比率
国家 I 種 行政 1.41 1.45 1.48 1.46 1.50
法律 1.06 1.15 1.37 1.20 1.25
経済 1.14 1.13 1.28 1.21 1.25
人間科学 I 0.98 1.47 1.19 1.17 1.25
人間科学 II 1.44 1.73 1.55 1.56 1.50
理工 I 1.41 1.65 1.70 1.64 1.75
理工 II 1.26 1.47 1.43 1.40 1.50
理工 III 1.65 1.97 1.94 1.86 1.75
理工 IV 1.39 1.52 1.64 1.56 1.50
農学 I 1.62 1.60 1.46 1.54 1.50
農学 II 1.71 1.64 1.57 1.63 1.75
農学 III 1.45 1.54 1.55 1.49 1.50
農学 IV 1.56 1.86 1.72 1.70 1.75
国家 II 種 行政 1.48 1.49 1.64 1.56 1.50
物理 2.18 2.16 2.46 2.23 2.25
電気電子情報 1.67 1.52 1.69 1.64 1.75
機械 1.55 1.52 1.88 1.69 1.75
土木 1.75 1.47 1.87 1.73 1.75
建築 0.96 0.99 1.05 1.00 1.00
化学 1.68 1.66 1.79 1.78 1.75
資源工学 1.84 1.67 1.73 1.76 1.75
農学 1.79 1.64 1.58 1.60 1.50
農業土木 1.94 1.83 1.84 1.84 1.75
林学 1.67 1.69 1.98 1.74 1.75
国税専門官 -   1.21 1.21 1.25 1.25
労働基準
監督官
A(法文系)   1.41 1.57 1.45 1.50
B(理工系)   1.67 1.63 1.56 1.50
法務教官 A(男子)   1.68 1.39 1.49 1.50
B(女子)   1.61 1.38 1.44 1.50
航空管制官 - 1.25 1.36   1.41 1.50



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